Torchwood(トーチウッド) [海外ドラマ]
トーチウッドは、政府に属さず、警察でもない。地球上のエイリアンを追跡して、人類の未来を守っている。
21世紀は全てが変わる時だ。備えなくては。
というのは、英国のSFドラマ「Torchwood(トーチウッド)」の冒頭でのナレーション。
久方ぶりの海外ドラマネタ。
邦題では、「秘密情報部 トーチウッド」らしい。
スカパーで観たわけじゃなくて、珍しく?レンタルで出ていました。
全部出ているのかと思いきや、第2シーズンまで・・・
トーチウッドとは、英国で長い歴史を持つ、「Dr.Who(ドクターフー)」という国民的SFドラマのスピンオフタイトル。
Dr.Whoに登場した、キャプテン・ジャック・ハーネクスが主人公とした、対エイリアン用の情報機関であり秘密組織。
キャプテン・ジャック・ハークネスは、51世紀の未来人であり、詐欺師。(当初は)
ドクターフーの劇中にて、登場。
ドクターフーは、タイムロードという不老不死の異星人。さまざまな時代における問題を、ターディス(電話ボックスみたいなタイムマシン)に乗り解決していく。
いきなりトーチウッドから観ると、いまいちわかりづらい点が多い。
ドクターフーから派生したドラマゆえ、こちらを観ていないと多少わからない部分がある。
ドクターが過去において、18世紀のイギリスにてエリザベス女王がエイリアンからの危機に直面する。
ドクターの手によって助けられるも、エイリアンに対する不信感は払拭できず独自に対エイリアン用の組織が作られる。
これがトーチウッドの成り立ち。
ちなみに「Torchwood」は、「Docter Who」のアナグラムになっています。
トーウッドにおいては、特にこの辺の説明もなく、いきなり事件が起こり、組織の活躍が描かれている。
ドラマで描かれているトーチウッドは、3番目に作られたカーディフ支部。
このカーディフという土地には、時空の裂け目があり、そこからさまざまな時代の者や他の星からの者も紛れ込み、毎回さまざまな事件が起こる。
また、ジャックは、ドクターフーの劇中において一度命を落とすも、ドクターのコンパニオン、ローズ・タイラーに助けられ復活し、これを機にジャックも不老不死になってしまう。
メンバーには、この秘密は明かされてはいない。
もともとドクターフーは、子供向けの教育番組としてはじまったらしく、今でも子供でも楽しめるような内容のSFになっているのに対して、トーチウッドでは内容が大人向けに作られている。
いきなり2話から、性的なドシ下ネタ。○行為がないと生きられないエイリアンの話。
アダルトチックってそっち方面か~と思いきや、そっち方面の話は、それ以降特に見られない。
ゆくゆくストーリーを見ていくと、どちらかというと、グロテスクだったりショッキングな映像の方が多かったりする。
と言っても、自分が見る限りではそんなでもない。でも、村人たちが皆殺人鬼の話は、なかなかエグかった。
あと大人向けという事もあって、ゲ○ネタなんかも出てくる。ジャックがゲ○で、ちょくちょくそういうシーンが出てくる。
実際のジャック・ハークネス演じているその人もそっちの方らしいです。
でもまー個人的には、あんまりじっくり観たくないかも・・・w
ドクターフーにしろ、トーチウッドにしろ、あんまり派手なSFという感じではないんですよね。ドンパチやるような。
どちらかというと、とんちで切り抜けたり、エイリアンの道具を駆使して解決したりします。
SFとは言え、なかなかシナリオがよくできてる感じなんですよね。
毎回のエピソードがちゃんと作ったら、映画のモトネタになるんじゃないかな~というくらい。
ひとつひとつのエピソードのクオリティは、なかなか高い方ではないかと思います。
一瞬だけど、オープニングの映像はなかなかかっちょいい。
ドクターフーの時とかも、結構伏線が張られていてなるほどな~と感心したりもしました。
デザイン自体(エイリアンとか、小道具とか)は、レトロだったりチープっぽかったりする事も多いんですけどねw
歴史の古いドラマだし、その辺割と意識してそうしてるのかな~という気もするんですが。
なんかやっぱりイギリスのドラマだけあって、なんかやっぱり米国産のドラマとは雰囲気違いますよね。
だいたいアメリカのドラマなんかだと、犠牲者が出ても必ず助けるみたいなパターンが多いと思うんですが、何かしらの事件の被害者などが出ても、最終的に救う事ができず、世界を救うためにあえてそのまま死なせたり・・・
結構、そのへんは非情というか、むしろ本来そっちの方が現実的なのかもしれない。
あと、時空の裂け目にて、過去の時代と今の世界が繋がってしまい、のちに戦死する事を知りながら、過去へ戻すみたいは、ねづねー話も多いです。
あと、トーチウッドのメンバーの一人に、情報処理(ハッキングやらプログラムやら)のエキスパートでトシコ・サトウという日本人が出ているのですが、この手のドラマだとだいたい中華系の人が日本人役やってたりする事が多いのですが、この方は森尚子さんと言うほんとの日本人の役者さんだそうです。
はじめ見た時は、日本人にしては地黒だし眉毛が薄かったり、若干の違和感を感じたりはしたんですが・・・w
でも、トーチウッドの中では、珍しく?性格のいい人。
これ、本国では、シーズン5まで続いて終了したらしいのですが、今こちらではDVDにてシーズン2までしか出ていません。
思い切り話が途中で終わってます。多少、区切りのいいところではあるんですけど・・・w
これってこの先、特に出す予定はないんですかね。
確かに日本じゃめちゃめちゃマイナーなタイトルかもしれないですけど。
結構面白いんですけどね~SFとは言えなかなか面白いので、なんだかもったいないですね。
日本ではなかなかこういうドラマないですからね。
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